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医療支援

2002年6月、戦火の地カンダハールにカレーズの会は現地での医療活動を開始。
やがて2008年4月、日本とアフガニスタン双方の人々の想いを結集し、カンダハール市のアイノ・メーナ地区に念願のカンダハール新診療所が完成しました。

今では総勢32名の現地スタッフが、毎日120人を超える患者と向き合っています。
そのうち6割以上が女性、そして多くの子どもたち。彼らに寄り添うため、診療所には男女別の診察室や待合室、分娩室を備え、文化と伝統を尊重しながら安心して医療を受けられる環境を整えています。

さらに、予防接種や公衆衛生教育、地域医療の推進にも力を注ぎ、「病気を治す」だけでなく、「病気を未然に防ぐ」ことこそが真の医療だと信じて歩みを続けています。それが、砂漠の地に流れる“いのちの水脈”カレーズの会の、変わらぬ使命です。

待合室で公衆衛生教育を行う看護師

診療所の院長先生

診療所では臨床検査や
レントゲン検査も行っています

診療所で生まれた新しい命

カレーズの会は、診療所の外にも医療の光を届けています。
カンダハール診療所の周辺には、医師が一人もいない“ 無医村 ”が7つ
そこで私たちは、地域医療の拠点となるヘルス・ポストを14か所設置・運営しています。

そこでは、地域の人々が互いに支え合いながら、衛生教育や応急処置の実践、診療所から派遣される医師や予防接種員のサポートを行っています。さらに近年では、助産の分野にも力を注ぎ、母と子の命を守る手を広げています。

“医療が届かない場所にこそ、
希望を届けたい”。
それが、カレーズの会の信念です。
砂漠の村に灯る小さなヘルス・ポスト一つひとつが、まさに「いのちの水脈」として、今日も静かに大地を潤しています。

ヘルス・ポストで活動する
ボランティア地域保健員

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